労働災害防止活動の活性化と安全衛生意識の全国的な浸透のため、建設業の安全衛生関係者が参加する建災防全国大会で、低層住宅業界における労働災害の原因について提起しました。
低層住宅業界における足場基本仕様の徹底を呼びかけ、解決策としての「CAD図面を活かした足場施工状況の事前検証」や「魚眼カメラを活かした複数現場の一括管理」を提案しました。業者任せではない事前検証による安全な現場環境の維持と、安全文化の浸透について発表しました。
また、ダイサンでは足場点検者育成や現場作業にかかわる資格取得の教育講習を提供しており、「足場作業主任者」の教習機関として16カ所で講習を開催しています。社内の施工スタッフだけでなく、社外向けにも講習対象を広げ、今後はVRや3DCADも導入し、業界の安全教育の発展を目指してまいります。
「KeyKey」の導入により、鍵の貸出/返却をシステム化することで業務の無人化が可能となり、残業時間削減・人手不足解消による売上拡大等のメリットが生まれます。これまでお客様の課題解決に向けた提案を進めた結果、建機リース業界をはじめとする導入先も増加しています。引き続きお客様の業務形態にあわせた受諾開発や提案を推し進め、お客様の業務DX・生産性向上に貢献してまいります。
デジタルの事業基盤を作りDXをより強力に推進するため、2023年4月21日、デジタル事業部が発足しました。
私たちは建設DXを中心とした全業態に対して、テクノロジーを駆使したITサービス提供により、ダイサンのパーパスである「人と現場を守り抜く」を体現し、人々の生活とビジネスの現場をより安全で、効率的にすることを目指しています。
これまで当社が培ってきた建設現場ノウハウを活かしつつ、デジタルサービスの開発・提供を推進することで、中期的に「足場とデジタルの会社」であると認知いただけるよう邁進しています。
健康経営取り組みの一環として従業員の健康づくりを内外に宣言する「健康宣言」を行いました。健康経営の主な取り組みとしては、健康診断受診率100%を目指し、今期上期終了時点(2023年10月20日)で97.7%となりました。
また、従業員それぞれの健康管理意識向上を目的として、産業医による定期健康診断講和なども実施しており、今後は受動喫煙対策や、運動促進のウォーキングイベントなど実施予定です。